王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)が2-1の判定で同級3位ジェイソン・マロニー(27=オーストラリア)を下し、初防衛に成功した。

試合を視察していたWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25=大橋)が、リングに上がって準決勝で対戦することになったロドリゲスと健闘を誓い合った。

試合後、プロモーターのカレ・ザワーランド氏の立ち会いのもと、ロドリゲスと対峙(たいじ)した井上は「今日はおめでとう」と祝福。その上で「来年戦うことを楽しみに、ワクワクしています」と自身初の2団体統一戦に臨める喜びを口にした。今回の視察ではWBSSからのインタビューにも応じ「ロドリゲスと準決勝で対戦できることを楽しみにしている。いつもKOは公言していないが、心の中ではいつも考えている」と口にしていた。