総合格闘技のRIZINは29日、都内で会見し榊原信行実行委員長(54)は12月31日のRIZIN14大会(さいたまスーパーアリーナ)の開催について「今年はカウントダウンをやりたい」と、年またぎの大会になることを発表した。

この大会には、ボクシングの5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(41=米国)とキックボクシング界の神童、那須川天心(20)とのボクシング・エキシビションマッチを目玉に、総合格闘技の試合が開催される。榊原氏は、チケットが完売していることを明かし、12月3日~5日に、ファンクラブを対象に追加チケットの先行予約を実施することも発表した。

また、今大会では初めて階級制でベルトを制定。男子バンタム級では堀口恭司(28)が、ベラトールのバンタム級王者ダリオン・コードウェル(30=米国)とRIZIN初代王者をかけて対戦。女子スーパーアトム級では浅倉カンナ(21)と浜崎朱加(36)が対戦。榊原氏は「RIZINも3年間やった中で、まずきちっとベルトを制定して、ベルトを巡る戦いをシリーズの中で進めていきたい。世界中のあらゆるフェデレーションのチャンピオンが、RIZINのベルトを目指して戦って欲しい」と期待した。