ボクシングのWBC世界バンタム級正規王座決定戦が延期されることが22日までに決まった。

当初は22日(日本時間23日)、米ニューヨークで同級1位ノルダン・ウバリ(フランス)と同級3位ルーシー・ウォーレン(米国)による同王座決定戦が発表されていたが、来年1月19日に米ラスベガスのMGMグランドガーデン・アリーナにスライドすることになった。WBCは年内開催を強く求めていたが、放送枠の問題を理由に延期を許可したという。WBC世界ウエルター級王者マニー・パッキャオ(フィリピン)の初防衛戦のアンダーカードとして組まれた。

今月30日にはWBA世界バンタム級王者井上尚弥(25)の弟で、WBC世界同級5位の拓真(22=ともに大橋)が、同級2位タサーナ・サラパット(25=タイ)との同級暫定王座決定戦(東京・大田区総合体育館)を控える。この勝者同士が来春にも王座統一戦に臨むことになりそうだ。