インターコンチネンタル王者内藤哲也(36)がトーア・へナーレ(25)の奮起を促した。

毎年恒例のルチャリブレの祭典「ファンタスティカマニア」の後楽園大会が行われ、内藤は鷹木、BUSHI、メキシコのテリブレとタッグを組み、ヘナーレ、風神、雷神、小島聡組と対戦。テリブレが小島にウエスタンラリアットを食らって敗れたが、内藤らロス・インゴメンバーはへナーレに集中攻撃を浴びせた。

ニュージーランド出身で16年に新日本入りしたへナーレは、1月11日の大阪大会で内藤に対し「お前から勝利をもぎ取ってやる。そしてそのベルトに挑戦する」と宣戦布告。このシリーズを通し、内藤と抗争を繰り広げてきた。

試合後、内藤は「おれの中では、彼はもうヤングライオンではなく、ほんの一歩抜け出した選手というイメージなんだよね。頑張るだけで応援されるのはヤングライオンなんだよ。頑張っているだけじゃ、なにも変わらないよ。プラスアルファがないと。その上にはいけないんじゃないの?」と挑発。「月曜の最終戦で何か結果を出したところで、次のタイトルマッチの相手も決まっているから。ということは彼に残されたチャンスは日曜日しかないんじゃないの? 日曜に結果を出さないと、あの目標はなんだったの? せっかく俺がかまってあげてんだから、こんなチャンスないからね。目の色変えて、日曜に後楽園に来いよ。かまってやるぜ、カブロン!」と20日の対戦を心待ちにした。