ボクシングIBF世界スーパーバンタム級10位高橋竜平(28=横浜光)が18日、米ニューヨークで同級王者T・Jドヘニー(アイルランド)に挑戦し11回TKO負けし、世界王座奪取とはならなかった。


◆IBF世界スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦


ドヘニー11R
TKO
×高橋竜平

TJ・ドヘニー(左)に攻められる高橋竜平(ゲッティ=共同)
TJ・ドヘニー(左)に攻められる高橋竜平(ゲッティ=共同)

【11回】 高橋のパンチに対応したドヘニーは、左右の連打で高橋を攻める。2分過ぎ、高橋はドヘニーの連打を食らいレフリーが試合を止め、敗れた。

【10回】 高橋の右がヒットするが、王者もボディ打ちで反撃する。終了間際にドヘニーのパンチがあたる。

【9回】 ドヘニーは的を絞らせないように体を左右に振ったり前後に移動、たまにカウンターやアッパーで高橋のパンチに対応する。1分40秒過ぎ、ドヘニーの左ストレート、ボディと打ち分けたパンチがヒットする

【8回】 高橋は右の構えを左に変えたりしながら、前に詰めてパンチを繰り出すが空を切る。対しドヘニーは的確にボディやテンプルへのパンチをヒットさせる。

【7回】 高橋は前進して距離を縮めてパンチを繰り出す。終了間際にドヘニーのボディがヒットするがラウンド終了

【6回】 開始早々、高橋の右ストレートが顔面にヒット。1分30秒ころドヘニーの左ストレートがクリーンヒット。その後はともに決定打なく6回終了

【5回】 中盤を迎え、高橋は前に出てパンチを繰り出す。そこにドヘニーはボディやアッパーで迎撃する展開が続く。2分30秒過ぎ、高橋の右ストレートがヒットする

【4回】 両者、出血は止まった模様。高橋がパンチを繰り出すと、ドヘニーがカウンターから連打を繰り出す展開。高橋は右のジャブから左を出し、いくどかヒットする

【3回】 高橋は手数を増やして試合を作る。しかしドへニーもステップかわす。2分すぎドヘニーの左の連打で高橋がダウン。攻撃を緩めないドへニーに対し、高橋はクリンチで逃れる。

【2回】 高橋は左ジャブで試合を作ろうとするが、ドヘニーのボディが入る。1分すぎ、両者の顔どうしが当たるバッティングで高橋の眉間から出血。ドヘニーも眉間から出血した。

【1回】 ドヘニーは右ジャブで間合いを詰め左ストレートをボディに。高橋は右ジャブから左ストレートを狙うもヒットせず。ドヘニーの左が高橋の顔面にヒットしていく

【試合前】 笑顔でリングイン。