ボクシングの日本ウエルター級王者矢田良太(29)同スーパーフライ級王者奥本貴之(27=いずれもグリーンツダ)が3日、大阪市内で4月21日、エディオンアリーナ大阪第2競技場で次期防衛戦を行うと発表した。

3度目の防衛戦となる矢田は同級1位永野祐樹(29=帝拳)2度目の防衛戦の奥本は同級1位松尾雄太(29=ワールドスポーツ)の挑戦を受ける。

19勝中15KO勝ちを誇る“なにわのターミネーター”矢田は勝負カラーのピンクのスーツで登場。「永野選手は強打のサウスポーですが、4月と言えば桜、桜と言えばピンク、ピンクと言えば矢田良太。4月21日はなにわのターミネーターの日にします」と宣言した。

一方、奥本は「僕はおもしろいことは言えませんが、試合は絶対におもしろくします。絶対に勝って(将来は)世界に行きます」と意気込みを語った。

グリーンツダジムの本石昌也会長(42)は近い将来、2人に世界挑戦の期待をかけており「相手はともに最強の挑戦者。非常に大事な位置づけの試合になると思っています」と力説。また、会場には同ジムOBの元WBC世界スーパーフライ級王者徳山昌守氏(44)も駆けつけ「矢田選手の相手はサウスポー。奥本選手の相手はオーソドックス。それなら、2人とも徳山昌守の動画をユーチューブで見ろ!」とアドバイス? ハッパを掛けた。