19年WWE殿堂入り式典は6日(日本時間7日)、米ニューヨークのバークレイズセンターで開かれ、殿堂者のユニット「ハート・ファウンデーション」の1人で、WWFやWCWでヘビー級王座を獲得したブレット・ハート(61)が式典スピーチ中に襲撃された。

リングに設置された檀上で、同ユニットを組んだ故ジム・ナイトハードさんの娘ナタリアとスピーチを始めると、背後からニット帽をかぶり、グレーのパーカを着用した男性にいきなりタックルを浴びて倒された。

リング周辺にいたWWE所属のダッシュ・ワイルダーやロウ女子王者ロンダ・ラウジーの夫で総合格闘家のトラヴィス・ブラウンら大勢の関係者が何とか襲撃を阻止。暴漢は会場外へと排除された。ハートは大事に至らず、最後までスピーチを行った。米メディアの報道によると、この暴漢はネブラスカ州リンカーン出身の26歳になるアマチュア総合格闘家だという。