24日にエディオンアリーナ大阪で、地元凱旋(がいせん)試合を行うK-1ライト級王者・林健太(25)が23日、冷や汗をかいた。

「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)で、IFMA欧州同級王者デニス・デミルカプ(19=トルコ)と対戦するのを前に、同日、大阪市内で公開計量と会見に臨んだが、全選手の中でただ一人、再計量でのパスとなった。

最初の計量は63キロで500グラムオーバー。その場でパンツを脱いでも350グラム超過となった。約1時間後の再計量では62・1キロで事なきを得たが、肝を冷やした。

「万全に仕上げたつもりが、体重計が壊れていた。実家のおとうさん、おかあさんを叱っておいた」と苦笑いの林。それでも、体調は万全とのことで、「じりじり(距離を)詰めて、パンチで倒してやる」と王者らしいKO勝ちを狙う。