拳王(34)がベルト奪取へ自信を深めた。

メインの6人タッグで同じユニット「金剛」のマサ北宮、稲村愛輝と組み、清宮海斗、中嶋勝彦、潮崎豪組と対戦。11・2両国大会でGHCヘビー級ベルトをかけて戦う王者清宮にターゲットを定め、激闘を繰り広げた。得意の蹴りを連発し、場外で机や床にたたきつけるなど、清宮に対し怒りを爆発させた。試合は仲間の北宮が中嶋に勝利。前哨戦で優位に立った。

試合後、拳王は「俺はリデットエンターテインメントがスーパー、ウルトラ、めちゃめちゃ、マジで、嫌いだ」と清宮を猛プッシュする会社をあらためて批判。清宮に対しても「お前の目は2年前に比べて迷いがあるな。迷える子犬」とこきおろし、「超満員の両国で清宮から必ずベルトをとる」と宣言した。

この日は会社から衝撃の発表もあった。12月14日に新木場1stRINGで行われる金剛主催興行を超満員にできなければ、金剛解散だけでなく、拳王も退団となることが決まった。ノアの顔としてふさわしいかどうか-。会社批判を繰り返してきた拳王の力が試される。