初代タイガーマスクと対戦した覆面レスラー、マスクド・ハリケーン(本名ボビー・リー)さんが死去した。26日(日本時間27日)、母国のメキシコのメディアが報じた。70歳だった。死因は不明だという。

50年にメキシコ・レオンで生まれたハリケーンさんは23歳だった73年にプロレスラーとしてデビュー。81年に新日本プロレスで初来日し、同年10月の新日本蔵前国技館大会で、タイガーマスクとのマスクはぎマッチで対戦。完敗してマスクを脱ぎ、ボビー・リーの素顔を明かしていた。メキシコ帰国後、日本で学んだという技術を生かし、現役引退後は整体師に転身していた。