米プロレス団体WWEへの挑戦が決まっているSareee(24)が、ジャガー横田、山下りな組に勝利した。

世志琥とのタッグで挑んだSareeeは、いきなりジャガーと相対したが、59歳のパワーに圧倒された。「あの人やばい。スーパーサイヤ人かも」と思ったほどの強烈なパイルドライバーを食らい、一時立ち上がれなくなるなど、ピンチの連続。世志琥も「レジェンドであんなにやると思っていなかった。年齢関係ないんだと感じさせられた」と技を何度仕掛けても立ち上がる相手に脅威を感じた。

中盤、連係技を効果的に浴びせたが、最後までジャガーを沈めることはできず、最後は世志琥が山下から3カウントを奪い、何とか勝利した。

試合後、Sareeeはリング上でジャガーと熱い抱擁を交わし「ずっと応援してるから。やりたいようにやればいい」とエールをもらった。米挑戦の相談を持ち掛けたこともある師匠に勝利。「いつもいろんな言葉をかけてもらった。渡米前最後の対戦で、とても楽しかった」と余韻に浸った。

次戦は23日、SEAdLINNNGの「BEYOND THE SEA TAG」で初防衛戦に挑む。20年最後の試合を勝利で締め、来年の米挑戦に弾みを付ける。