元日本スーパーフライ級王者で同級1位の久高寛之(35=仲里)が、18年度の全日本同級新人王の大橋哲朗(22=真正)を2-1判定で下した。

久高は2回に右→左→右のコンビネーションでダウンを奪う。しかし、その後は手数で若い大橋に圧倒された。判定はいずれも僅差。試合後は「反省しかない」と苦笑いだった。

年齢でひとまわり違い、プロのキャリアも10戦目の相手に対し、久高は49戦目だった。プライドとして負けられない戦い。「何とか勝ててホッとしてます」は本音だった。

ランク1位で通常なら来春にもチャンピオンカーニバルで日本タイトルに挑戦の流れだが、新型コロナウイルスの影響で不透明。次が節目の50戦目となるが、久高は「どうなるか分からないが、流れとして50戦目がタイトル戦になれば。もう1度、タイトルは狙いたい」と願った。

この日の興行は当初、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(28=BMB)の8度目防衛戦が予定されていた。しかし、寺地の不祥事により、世界戦は中止も、その他のアンダーカードは実施され、久高の試合がメインとなった。