新日本プロレスは23日、都内で会見を開き、来年1月4、5日に行われる東京ドーム大会の対戦カードを発表した。4日のメインで「IWGPヘビー級・インターコンチネンタルダブル選手権試合」を戦う2冠王者内藤哲也(38)は対戦する飯伏幸太(38)と登壇した。

はじめに飯伏が「挑戦者なので言うことないけど、内藤は特別な存在。思いっ切り楽しみましょう」と発言。これに対し内藤は「勝って神になると言ってほしかったなあ」といつものフレーズがないことに苦笑い。さらに「試合が決定してから1カ月以上がたった。飯伏との前哨戦が続いているが、めちゃめちゃ楽しい」と語った。

挑戦権利証を持つジェイ・ホワイトが「5日にしか出ない」と早々に発言。これを聞いた内藤は、2日間ともタイトルマッチを行うことを提言し、飯伏を指名した。「年間最大のビッグイベント。2日連続でできるかもしれないときに、リスクなんて浮かばかった」と明かした。

終盤にはホワイトが乱入。質問攻めにあったが、ほとんど相手にしなかった。「4日はリラックスして、万全な状態で5日のリングに上がってきてほしい」と余裕を見せた。