9月に総合格闘家としてデビューした大相撲の元貴ノ富士ことスダリオ剛(23)が万全の状態で2連勝を飾る意気込みだ。

大みそかのRIZIN26大会(さいたまスーパーアリーナ)の第1試合に登場。体重差を気にせずに戦う「スーパーハルク」ミノワマン(44)と5分3回(120キロ)で対戦する。29日にはオンラインでの合同インタビューに応じた。

9月のRIZIN24大会でプロレスラーのディラン・ジェイムスとの試合で総合格闘技デビュー。TKO勝利で初陣を飾ったスダリオは「9月より時間があって、相手の対策もできた。ウエートトレ、フィジカルトレもできて心身ともに万全。元気いっぱいで、仕上がりには自信がある」とコンディションの良さを強調した。

現在の体重は115キロで、84キロ前後というミノワマンを30キロ以上も上回る。パワーで押し切ることもできるが、スダリオは磨いてきた技術を出すことを意識。「動きやすくてスタミナもつき、パンチ1つの技術も全体的にレベルアップして自信に満ちあふれている。フィジカル的な強さとか、パンチの重さはだいぶ違うと思うが、技術面とか、ボクがいろんな場面でも対応できることをみせたい。臆することなく、前に出て一方的に仕留めにいきたいと思う」。デビュー2連勝に向け、自信をのぞかせていた。

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