メインイベントのRIZINバンタム級タイトルマッチ5分3回で、挑戦者の堀口恭司(30)がリベンジ成功で新王者となった。 

昨年8月の初対決で1回KO負けしていた王者朝倉海(27)に右フックでダウンを奪い、レフェリーストップ。そのまま1回TKO勝ちでリベンジ達成した。01年から始まった年末格闘技祭典。堀口が20年目のメインを締めくくった。

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朝倉海は「歴史的な一戦」と位置付けた一戦で堀口の強打に屈した。ローキックを受けてやや足を引きずり、自ら飛び込んでいったところを狙われた。堀口に対して「日本の格闘技界を引っ張ってきた選手」と敬意を表する一方で「もう1発ぶっ飛ばしてやる」と自信を見せていたが、完敗に終わりリングで下を向き、両手で頭を抱えた。