総合格闘技団体RIZINは23日、21日に愛知・日本ガイシホールで開催したRIZIN27大会の元貴ノ富士ことスダリオ剛(23)-プロレスラー宮本和志(42)戦後に起きたもみ合いに関する処分を発表した。

RIZIN FF競技オフィシャルチームが公式ルール第26条第2項および第3項にもとづき決定。スダリオは試合後に行った反則、KO勝ちで試合終了後、レフェリーの試合停止指示に従わず、宮本を攻撃したことに対し、レッドカード(罰金:ファイトマネー25%相当)処分を受けた。

また宮本のセコンド内田ノボル氏に対し、スダリオに対しての暴力行為で警告処分、スダリオのセコンドのついたエンセン井上氏にも相手セコンドの暴力行為に応戦、競技役員の停止指示に従わず応戦を止めなかったことに対して注意処分となった。

試合はスダリオが開始8秒で強烈な右フックで倒して終了したものの、勝負が決した後にも攻撃を止めなかったことに、両陣営がヒートアップ。セコンド同士までもみ合う事態となっていた。試合直後は冷静ではなかったが、ドクタールームで宮本に謝罪。宮本からも挑発したことに対して謝罪されていた。