ロウ女子王者アスカがタッグパートナーに裏切られ、年間最大の祭典前最後の大会で屈辱のフォール負けを喫した。

レッスルマニア37大会(10、11日・米タンパ)で臨む防衛戦の相手リア・リプリーと組む異色タッグで、WWE女子タッグ王者シェイナ・ベイズラー、ナイア・ジャックス組とのノンタイトル戦に臨んだ。

リプリーらが勝手に受諾して組まれたカードだったものの、アスカはショルダータックルでベイズラーを攻め込んだ。しかしリプリーから交代拒否という心理戦を展開されて険悪ムードに。リプリーが捕まってピンチに陥ると交代したアスカが奮闘し、ヒップアタックを敵2人に決めて反撃すると、ハイキックからジャーマン・スープレックス、ランニングニーでベイズラーを追い詰めた。

しかしアスカはリプリーに裏切られ、コーナーから落とされた。そのまま場外で襲撃を受けて大ダメージを負った。リングに放り込まれると、ベイズラーのランニングニーを浴び、フォール負けを喫した。試合後、挑戦者リプリーから「私には敵わないってもう一度言ってみろ」とツイッター経由で挑発されると、アスカはふざけたイラストや動画を添えながら「私には適わない」と投稿。挑発合戦を展開していた。なお王者アスカ-挑戦者リプリーのロウ女子王座戦は第2日の11日(日本時間12日)に開催される。