WWEで「女子レジェンド」と呼ばれる里村明衣子(41=センダイガールズ)が、因縁のNXT UK女子王者とのタッグ戦を制したエミリア・マッケンジーとタッグを組み、同王者ケイ・リー・レイ、アイラ・ドーン組と特別大会で激突した。

因縁の王者に押され、コーナーに追い詰められた里村は激しいストンプ攻撃を食らった。何とか抜け出すと蹴り連打からマッケンジーとの合体キックなどでドーンに反撃。さらに里村がスピンキックからオーバーヘッドキック、ジャーマン・スープレックスと連続攻撃でレイにダメージを与えたが、逆にゴリー・ボムを浴びて3カウントを狙われ、何とかマッケンジーの救援で逃れた。再びレイを捕獲し、顔面絞めに入るとロープエスケープされた。場外でマッケンジーがレイにジャーマン・スープレックスで足止め。さらにリングでドーンを丸め込み、3カウントを奪取して勝利。里村もリング介入を狙うレイをブロックする好アシストをみせた。

試合後、NXT UK女子王者組に勝利した里村はマッケンジーと抱擁していると、ステージにはイーファ・ヴァルキリーが登場。黒い羽根を花道に置いたヴァルキリーから意味深に見つめられ、里村は無言のメッセージを受け取った形となった。