NXTクルーザー級王者KUSHIDA(38)が次週大会(24日配信)で新日本プロレス時代のライバル、カイル・オライリー(34)の挑戦を受けることが決まった。この日は広く挑戦者を募るオープンチャレンジを敢行。NXTデビュー戦となるトレイ・バクスターの挑戦を受けた。

ハリケーン・ラナや延髄切り、スプリングボード・クローズライン(ラリアット)と相手の勢いを受けた展開となった。しかしリングサイドに新日本プロレス時代に好勝負を繰り広げたオライリーの姿を確認すると、KUSHIDAは触発された様子。腕折り、掌底、マサヒロ・タナカ(右パンチ)で反撃。バクスターのスパニッシュ・フライから450度スプラッシュをしのぐと、雪崩式ホバーボードロックと強烈な蹴りで相手左腕に集中攻撃。さらに左腕を捕獲し、必殺のホバーボードロックでギブアップを奪った。

試合後、拍手を送ってきたオライリーから「俺もお前もベストな対戦相手を望んでいる。次週、俺との対戦はどうだ」と要求されるとKUSHIDAは即座に対応。「準備はできている」と受諾し、防衛戦が決まった。自らのツイッターでKUSHIDAは「明らかにタイトルの価値が前より上がっている」と王座防衛を誇り、待望のオライリーとの防衛戦が決まり「ついにお前と1対1で対戦する時がきた」と興奮気味につづった。新日本時代、15年ベスト・オブ・スーパージュニア優勝決定戦をはじめ、さまざまなシーンで好勝負を繰り広げてきたオライリーとのシングル戦に気持ちを高揚させていた。