初代タイガーマスクの佐山サトル(63)が主宰するストロングスタイルプロレスの新間寿会長(86)が、闘病中のアントニオ猪木(78)に「本当に元気になってほしい」とエールを送った。

17日、初代タイガーマスクの佐山聡らと同団体の会見に出席した新間氏は、12日にSNS等にアップされた猪木の画像を見て「ショックだった」と肩を落とした。猪木氏の「元気を与えるはずの猪木が、元気のない姿だったので残念だった」と話し、動画は見なかったという。

自身もこの日、心臓の手術を受けていたことを明かし「大丈夫です」と笑顔を見せた。3月3日の後楽園大会では、猪木の病状を聞いて涙を流し「猪木は死なない。残りの人生をアントニオ猪木にささげる」と語っていた。新日本プロレス立ち上げから猪木とともにプロレス界を支え、苦楽をともにしてきた。「元気になってくれると願っている」と力強く語り、回復を願った。