前NXT女子王者紫雷イオ(31)がNXT女子タッグ王座を獲得した。ゾーイ・スターク(27)と組み、ユニット「ザ・ウェイ」の王者キャンディス・レラエ(35)、インディ・ハートウェル(24)組に挑戦。スタークが必殺のK360でハートウェルから3カウントをうばった。

スタークとの連係でダブルブレンバスターでハートウェルを投げ飛ばした。宿敵レラレには得意の619(ロープ上のブーメランキック)やスワンダイブ式ミサイルキックを繰り出し、白熱の攻防を繰り広げた。

紫雷が孤立し、敵2人の猛攻を受けるピンチに陥ったが、突然、場内が暗転。明るくなると、花道には左ひざ前十字靱帯(じんたい)断裂で昨秋から長期離脱していたレラエのライバル、ティーガン・ノックスが登場。驚くレラエの隙を突き、紫雷がドロップキックで場外に蹴り落とすと、試合権を持つスタークがハートウェルを担ぎあげ、落としながら腹部を蹴りあげるK360で仕留め、フォール勝ちを収めた。