ボクシング東洋太平洋、WBOアジア・パシフィック・ウエルター級王者豊嶋亮太(25=帝拳)が12月4日、東京・後楽園ホールで東洋太平洋王座を懸けて同級5位坂井祥紀(30=横浜光)と2度目防衛戦に臨むことが決まった。4日、所属ジム公式サイトで発表された。今年1月に長浜陸(角海老宝石)を下して東洋太平洋同級王座を獲得した豊嶋は5月、別府優樹(久留米櫛間&別府優樹)を撃破してWBOアジア・パシフィック王座も獲得し、東洋太平洋王座の初防衛に成功していた。

所属ジム公式サイトを通じ、豊嶋は「コロナ禍で試合から遠ざかっている選手も多い中、今年3試合目を決めてくださった会長とマネジャーに感謝します。チャンピオンとして2度目の防衛戦になりますが、少しずつ自分にも自覚が出来、意識することも増えてきました。ですが目指す先のことを考えるとチャレンジャーの意識を忘れてはいけないと思い、いつも通り目の前の試合に全力で集中します。今年、チャンピオンになることが出来ましたが、チャンピオンに在位したままで1年を終えられるように、そして更に進化した姿をお見せ出来るような試合にしたいと思います」と意気込みを示した。