珍しい光景だった。

第5試合終了後、会場に「消毒作業に入ります」とアナウンスが響くと、ヒールユニット「ペロス・デル・マール・デ・ハポン」のYO-HEY、鈴木鼓太郎、NOSAWA論外らが登場。マスク姿で念入りに消毒作業を行った。「下もきれいに」「ありがとうございました」などと話し、リング上から外まで丁寧に消毒。いつもの汚い戦法がうそのようなクリーンさに、会場は拍手喝采だった。

この日、出場予定の選手複数名が新型コロナウイルスに感染、また濃厚接触者にあたるため、欠場している。