WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(36)が同王座最長保持記録を更新した。最長記録だったブロック・レスナーの503日を超え、16日に504日に到達した。同保持期間はWWE最高位王座で史上6番目となる。

20年8月30日に同王座を奪取しているレインズは自らのSNSを通じ「今の世界でもっとも優れ、ユニバーサル王座を保持するベストな存在だ。数字、メインイベンターの役割、支配的なパフォーマンス、それらはウソをつかない。504日、そして記録は続く」と自信を示した。

29日(日本時間30日)にはPPVロイヤルランブル大会(米セントルイス)でセス“フリーキン”ロリンズとの防衛戦を控える。スマックダウン大会ではリングでロリンズと対峙(たいじ)したレインズ。人気ユニットだったザ・シールドの元仲間から「お前との試合は俺が圧倒しているぞ」と挑発されるとキッパリ反論。「お前は何もわかってない。俺がこの世代で最強だ! 最高のユニバーサル王者だ」と王者の貫禄を漂わせた。

さらにロリンズからザ・シールド時代を振り返りながら「お前は1人で成し遂げたのか? 俺がお前を作ったんだから、破壊することもできる」と主張されると「お前はピエロみたいなものだ。もし俺がロイヤルランブルでメガスターと対戦するなら、お前の妻(ロウ女子王者ベッキー・リンチ)を選ぶよ」と皮肉交じりに挑発を返した。

するとレインズのいとことなるウーソズ(ジェイ、ジミーのウーソ兄弟)がロリンズを襲撃。華麗にかわされ、ロリンズの逃走を許したものの、両者の感情が一気にヒートアップしてきた。