IWGP世界ヘビー級次期挑戦者内藤哲也(39)が前哨戦13連勝で同級王者オカダ・カズチカ(34)を精神的に追い詰めた。

20日に控える同王座挑戦の最後の前哨戦としてロス・インゴ軍の高橋ヒロム、鷹木信悟と組み、永田祐志、小島聡と組んだオカダと6人タッグで激突。試合は鷹木が18分3秒、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで永田を沈めて3カウントを奪った。試合後、オカダの後頭部に強烈なドロップキックを浴びせて大の字に。高橋がレフェリー役となって、3カウントを奪うパフォーマンスまでみせた。

高橋から「新チャンピオン、内藤哲也!」と勝ち名乗りまで受けた内藤はご満悦。「今日の勝利で、オカダとの前哨戦13連勝。これで無事、全勝で明日のタイトルマッチを迎えれますよ」と余裕の態度を示し「改めて言うけど、俺が明日、IWGP世界ヘビー級王座に挑戦する理由は、3つ。今、新日本プロレスで1番強い男、オカダ・カズチカを感じたい、そのオカダ・カズチカに勝ちたい。2023年1月4日、東京ドームのメインに戻りたい。この俺の3つめの目標?を頭に入れた状態で明日のタイトルマッチを見ると楽しめると思いますよ」。20日のメインイベントでのオカダ撃破&IWGP世界ヘビー級王座戴冠へ、勢いづいていた。