K-1ライト級の今後を占う元Krushスーパーライト級王者篠原悠人(23)-現Krush同級王者瓦田修二(27)のスーパーファイトは、3-0の判定で篠原に軍配が上がった。

武尊が11カ月ぶりのリング、軍司泰斗と対戦/K1ライブ速報>>

篠原は、180センチの長身をガードで固めて距離を詰めてくる瓦田を、闘牛士のようにあしらった。パンチをボディーへ放った後、顔面へのワンツーに切り替えるなどして、ポイントを稼いだ。

「詰めて膝を出してくる予想はしていたが、やりづらかった」と瓦田の動きに多少、面食らった篠原だったが、20歳からK-1トップ戦線で戦う力を見せた。フルマークでの勝利に「相手がKrushの現チャンピオンだったので、ライト級の中でアピールしたかった。勝ててよかった」と笑顔を見せた。

5月15日生まれはスペシャルラウンドスターを務めた歌手美川憲一と同じ。「誕生日が一緒なので、勝って一緒に写真を撮りたいと思っていた」。篠原は試合前に美川のオーラを感じて気合を入れ、見事に勝利をたぐり寄せた。