世界ランカーの日本、WBOアジア・パシフィック・スーパーライト級王者平岡アンディ(25=大橋)が初防衛に成功した。日本同級1位、WBOアジア・パシフィック同級8位アオキ・クリスチャーノ(33=角海老宝石)の挑戦を受け、10回2分16秒、TKO勝ちで2本のベルトを守った。 

10回、前に出てきたアオキに対し、左ストレート強打で応戦してダウンを奪取し、そのままレフェリーストップに追い込んだ。

現在、IBF世界同級6位にランクしている平岡は「全然ダメですね。世界に向けてアピールしたい気持ちが強すぎた。100%のうち、10%ぐらいしか出せていない。また仕切り直して戻ってきたい」と反省を忘れなかった。

試合後の写真撮影ではキャンバスに倒れるなど激戦を物語るシーンもあった。平岡は「まず自分のやってきたボクシングを1回帰って反省します」と最後まで笑顔をみせなかった。