08年北京五輪柔道男子100キロ超級金メダルの総合格闘家石井慧(35)が2日、K-1無差別級トーナメント優勝に向け、静かに闘志を燃やした。3日に開催されるK-1年に1度の祭典「ケイズフェスタ5」(東京・代々木第1体育館、日刊スポーツ新聞社後援)での1日3試合で勝利を目指す。この日は都内で行われた計量・会見で、仕上がりの良さを見せた。

昨年のK-1参戦当初から対決を熱望していた、元プロボクシングヘビー級3冠王者京太郎(35)との決勝戦での顔合わせが期待される。3月25日の公開練習時とほぼ同じ112・45キロで計量を終えると、会見では「自分の持っている力を全部出して、悔いのない試合をする。決勝は1番強い京太郎選手とやりたい」と言葉に力を込めた。すると、京太郎は「決勝で誰とやりたいとかはない」と言いながらも、今大会開催の経緯に触れ、「僕と石井選手がK-1に来たから、このトーナメントができた。決勝はこの2人でできたらいい」と前向きに応じた。

石井の1回戦の相手は、「今回の体重は減量せず、ナチュラルにした」126・75キロの実方宏介(24)。ムエタイテクニックでの勝利を狙っている。1回戦は試合順にANIMAL☆KOJI(30)-谷川聖哉(25)、石井-実方、京太郎-坂本英則(28)、K-Jee(31)-マハムード・サッタリ(31=イラン)。いずれも1発KOの力があり、勝負の行方は予断を許さない。