WBO世界フライ級王座のV2に成功した中谷潤人(24=M.T)が一夜明けた10日、神奈川・相模原市内の所属ジムで会見した。

9日にさいたまスーパーアリーナで同級2位の山内涼太(27=角海老宝石)に8回2分20秒TKO勝ち。ジャッジもフルマークの圧倒的な試合運びでベルトを守った。

「ホッとしています。多くの声援に応えられたのが一番」と話し、今後はフライ級のタイトルを返上して階級を上げる意向を示した。

まだ24歳と若く、将来的には「スーパーフェザー級まで上げたい」。日本選手初の6階級制覇まで見据えていることを明かした。

まずは「タレントぞろい」というスーパーフライ級に殴り込みをかけることになる。「気持ち的には(試合を)やりたい」。大きな目標へ動きだす。