16日開催の総合格闘技RIZINトリガー3大会(東京・武蔵野の森総合スポーツプラザ)で、メインイベンターを務める矢地祐介(31=フリー)が14日、試合に勝利し、ライト級のベルトに再挑戦することを宣言した。

この日、都内で行われた大会前インタビューに出席。16日に迫る、同大会初黒星を喫したルイス・グスタボ(25=ブラジル、EVOLUCAO THAI)との3年半ぶりの再戦に、「待望。やっときた」と胸を高鳴らせた。

テーマは「強さを知らしめる戦い」だ。18年8月は強烈なパンチの前に沈んだ。「矢地祐介、過去に完全にやられた相手に対して『こんな戦い方ができるのか』と言わせたい。世界で通用するところを見せる」と、意気込みを語った。

因縁の相手を退け、再びライト級のトップ戦線に躍り出る。昨年の大みそか大会では、20年8月に敗れているホベルト・サトシ・ソウザの持つライト級ベルトに挑戦するも、2回一本負けで返り討ちにあった。「来春まで全勝して再びベルトに挑戦したい」。トリガーは「再起」を目的とする大会。その第1歩を踏みしめる試合にする。