プロレス団体のゼロワンは28日、試合中の負傷による「頚髄(けいずい)損傷」で、現在治療中の大谷晋二郎(49)を支援する大会「ONE TEAM ZERO1! 大谷晋二郎エイド!! 『何度でも立ち上がれ!』」を6月4日に東京・大田区総合体育館で開催すると発表した。

売上金から諸経費を引いた全額を、大谷の家族に寄付する。

新日本プロレスから永田裕志、真壁刀義、本間朋晃の参戦が決定。また、プロレスリング・ノアや全日本プロレスをはじめ、その他のさまざまな団体から選手が参戦する。

ゼロワンの神尊仁社長は「今回の件で支援の声を数えきれないほどいただいた。30年間実直にプロレスに取り組んできた証し。人徳です」と説明。「リングに上がるという以前に、本人に元気に笑顔になってもらいたい。大会や募金活動もこの1回で終わらせるつもりはない。本人の力になってくれたら」と力を込めた。