きょう開催の立ち技格闘技イベント「THE MATCH2022」のメインイベントで、RISE世界フェザー級王者那須川天心(23)とK-1スーパーフェザー級王者武尊(30)が激突する。所属団体やルールの違い、スポンサー問題などを乗り越え、8年越しに実現したビッグマッチ。当然ながら、この試合には特別ルールが採用されている。改めて同試合のルールを確認する。

 

▼試合ルール:特別キックボクシングルール(3分3回延長1回、スリーノックダウン制のジャッジ5人制)

・各ラウンド10点法で採点し、5人中3人以上が優勢と判定した選手を判定勝ちとする。延長ラウンドの採点は、延長ラウンドのみの内容で、各ジャッジが必ず優劣をつけるマスト評価を行う。

・つかみは攻撃が伴う瞬間的なもののみ有効。相手選手の蹴りをつかんだ際は瞬間的にキック、ひざ攻撃、パンチのいずれか1発のみ、相手選手の頭部をつかんだ際は瞬間的にひざ打撃が1発のみ有効となる。

試合決定当初、那須川は「KO宣言」、武尊は「延長無制限ルール」を提案していたが、延長1回で引き分けなしの完全決着ルールとなった。RISEルールでのみ許されているワンキャッチワンアタックが採用された。

▼体重:契約体重58.0キロ。当日計量(3時間前)62.0キロ

那須川はRISEバンタム級=55キロ、武尊はK-1のスーパーフェザー級=60キロを適正としており、その中間をとった形だ。那須川の通常体重が約62キロで、武尊が約65キロ。当日計量の制限があるため、武尊は通常よりも戻しの幅が小さくなるだろう。

▼グローブ:ウイニング製の6オンス

RISEは60キロ未満は6オンスを、K-1は55キロ以上から8オンスを使用する。今回は、那須川は通常通りだが、武尊はワンサイズ小さい6オンスとなる。拳の衝撃はよりダイレクトになり、KO決着の可能性は高くなる。

▼リング:6.5メートル四方

RISE、K-1ともに同サイズを使用している。

【ライブ速報】那須川天心-武尊が運命の一戦!勝つのははたして…/THE MATCH速報します