WBO世界ミニマム級王者の谷口将隆(28=ワタナベ)が21日、初防衛に成功後初めて母校の京都・龍谷大を訪れ、ボクシング部の後輩と触れ合った。

昨年12月に戴冠した谷口は今年4月22日、石沢開との初防衛戦を11回TKOで制した。母校の訪問を「4年間、ボクサーとしての基盤を築いた場所。ここに帰ってくると力をもらえる」と話す。今後は未定だが、「年内にもう1戦。できれば海外にも出たい。大きな試合をしたい」と意気込みを語った。

ボクシング部の後輩とも久々に接した。高橋碧主将(4年)から「夏休みに部としてワタナベジムに行かせてほしい。プロがどういう練習、指導をしているのか勉強をしたい」と熱い直訴を受け、「もちろん。くればたくさん学べると思う。正式に決まったら連絡を」と快諾した。

龍谷大は今春の関西リーグで5位に終わった。さらなる飛躍へ、先輩として手を差し伸べる。

【関連記事】ボクシングニュース一覧>>