16年リオデジャネイロ・オリンピック(五輪)レスリング・グレコローマンスタイル59キロ級銀メダリストの総合格闘家・太田忍(28=パラエストラ柏)が7月31日、さいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN37大会で元谷友貴(32=フリー)と61キロ契約体重5分3回で対戦することが24日、発表された。同日、都内で記者会見に出席。以前、元谷とスパーリングを積んだ経験があると明かした。

当時を振り返りながら、太田は「子供扱いされて、優しく教えてくれた優しくて強い選手の印象。打撃の選手に打撃で勝負し、勝っている。寝技も天才。プロ4戦目で対戦できるのはありがたいですが、デビューして1年半経過しているので、あの時とは違うところをみせたい」と強調した。

バンタム級のトップ戦線に食い込むためのファイトととらえ「この試合をクリアすることでバンタム級のトップ戦線に絡んでいけると。敬意を払ってボコボコにしていきたい」と言い切った。

元谷のテクニック面での強さを認めつつ「レスリング力とフィジカル、あとはフレッシュさ(で上回っている)。技術面では本当にトップクラスなので自分の強いところを生かしたら勝算はかなりある。自分の強いところをみせたい」と意気込んでいた。