Krush女子アトム級王者菅原美優(22)が、最軽量でK-1初代同級王座決定トーナメント制覇を狙う。

25日、東京・代々木第2体育館でK-1初の女子大会「RING OF VENUS」(日刊スポーツ新聞社後援)が開催される。24日には菅原やMIO(27)ら出場4選手が都内で前日計量と会見に臨み、それぞれ優勝を誓った。

リミットは45キロだが、菅原は44・5キロでパス。1回戦では若手成長株の松谷綺(きら、19)と対戦する。「明日、勝つためにやれることをやってきた。(メインでタイトル戦に臨む、所属ジムの先輩)KANAさんと一緒に最高の日にする」と言葉に力を込めた。7戦無敗で怖さを知らない松谷は「楽しんで試合をして初代チャンピオンになる」と目を輝かせた。

MIOはタイの強豪パヤーフォン・アユタヤファイトジム(19)と対戦。計量はともに44・85キロでパスした。MIOが「いよいよ自分にとっての大一番。K-1に来た証しとして、チャンピオンベルトを持って帰る」と言うと、パヤーフォンも「タイにベルトを持って帰る」と続けた。

決勝は菅原-MIOが有力視される。MIOは「みんなが決勝で見たいのは私と菅原選手だと思う。先に私が勝って待っている」と決勝を見据えていた。