心疾患の病気を抱え、WWEの職務をセーブしていた副社長のトリプルH(52=本名ポール・レヴェック)がWWEタレント部門の責任者に復帰したと22日(日本時間23日)、発表された。

昨秋にウイルス性肺炎を悪化させて吐血し、心疾患の病気となったことで同職から外れていた。義理の父となるビンス・マクマホン氏(76)によるプロレス界からの引退表明を受けての人事異動とみられる。

今年3月にはレスラーとしての引退を表明していたトリプルHは「タレントリレーションズの責任者として以前のポジションに戻ることを楽しみにしています。私は健康で、元気も戻り、担当する準備ができている」と声明を出した。

病気で倒れる前まで担当していたWWE傘下のNXTの責任者は親友のショーン・マイケルズに任せ、トリプルHは有能な選手の採用や起用などの職務に専念する見通し。親日家のトリプルHのカムバックによって日米マットにも影響が出てきそうだ。