元プロレスラーで参議院議員も務めたアントニオ猪木さんが1日午前7時40分、都内の自宅で心不全のため亡くなった。79歳だった。

元プロレスラーで総合格闘技大会「THE OUTSIDER」プロデューサーの前田日明氏(63)はこの日、自身のツイッターを更新し、猪木さんを悼んだ。

前田氏は猪木さんとの笑顔のツーショット写真を添付し「慟哭 いつも黙って背中で語り行動する人でした。猪木寛至と同時代を過ごせた事が幸運でした。とんでもなくお世話になりました。有難う御座いました。長い間お疲れ様でございました。御冥福を衷心よりお祈り申し上げます。 前田日明」とつづった。

前田氏は猪木さんが立ち上げた新日本プロレスに入門し、1978年デビュー。86年には猪木さんと藤原喜明の試合後、リングに上がって猪木さんにハイキックをし、「蹴撃事件」としてプロレス界で大きな話題になった。

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