元プロレスラーで参議院議員も務めたアントニオ猪木さん(本名・猪木寛至)が1日午前7時40分、心不全で死去した。79歳だった。

総合格闘技RIZINの榊原信行CEO(58)はこの日、ツイッターを更新。「猪木さんから本当に沢山の事を学ばせて頂きました。PRIDEはもちろん、RIZINにも“闘魂”のエッセンスが間違い無く受け継がれています。RIZINのリングにも上がって頂きたかったです。心からご冥福をお祈りいたします」(原文ママ)と、思いをつづった。

猪木さんは2000年からPRIDEのエグゼクティブプロデューサーを務め、その後は「INOKI BOM-BA-YE」を立ち上げて、K-1、PRIDEとともに格闘技界の火付け役をになった。

榊原CEOは過去に、「猪木会長には本当にご協力いただいた。戦うというリングスポーツへの情熱や愛…。今の異種格闘技にしてもUFCにしてもMMAにしても、源流は1976年の猪木-アリ戦ですから」と話していた。

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