プロボクシング前IBF世界スーパーバンタム級暫定王者岩佐亮佑(32=セレス)が“異例”の重いウエートで再起戦に臨む。

25日、東京・後楽園ホールで、日本フェザー級18位ゼネシス・カシミ・セルバニア(31=カシミ)との62・0キロ契約10回戦を控え、200グラム少ない61・8キロでクリアした。当初はフェザー級(57・1キロ以下)転向第1戦と銘打たれていたものの、セルバニアによる減量の問題で62・0キロ契約体重に変更された。

昨年4月、IBF世界同級正規王座を保持した2団体統一王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)に5回TKO負けを喫して以来のリングとなる。1階級上での現役続行を決めたが、再起リングは想定よりも5キロ近く重い契約となった。それでも岩佐は「最初は何だよ、というのはありましたが、やってきたことは変わらない。全身全霊で集中してやろうと思う」と神経を研ぎ澄ませた。

対戦するセルバニアは17年にWBO世界フェザー級王座に挑戦経験があり、井上尚弥(大橋)の練習パートナーを数多く務めてきた実力者。岩佐は「セルバニアという名前のある選手に勝つことがすべて。それだけに集中している。倒すか、完封するかですね」と強気の姿勢だった。