人気キックボクサーのKNOCK OUT-BLACK女子ミニマム級王者ぱんちゃん璃奈(28=フリー)が27日に都内のホテルで記者会見し、所属ジム退所や左膝の回復具合、今後について報告した。KNOCK OUTの宮田充プロデューサー(54)と同席で会見に臨んだぱんちゃんは今年4月の練習中に左膝前十字靱帯(じんたい)を断裂して手術を受け、約6カ月が経過した状況について説明した。
10月に入って所属ジムだったSTRUGGLEを離れ、フリーになったと正式表明。「お世話になったジムを退所しました。会長にはすごくお世話になって、あのジム、会長だったからこそ、ここまで強くなったので感謝の気持ちでいっぱいです。自分でこれからケガをして気づくことがあって、これからどうしようと悩んで、このままではダメかなと思って決断させていただきました」と経緯を説明した
今後もキックボクサーとしてベルトを保持するKNOCK OUTを主戦場にする意向を示しつつ、手術を受けた左膝については思うように回復していない現状を吐露。「背伸びをしても(左膝周囲が)突っ張る感じがある。蹴りの練習はほぼできていない。この1年以内でキックボクサーで復帰するのは難しいかなと、この1カ月で思いました」と心境を口にした。
ただし何らかの形でリング復帰したい気持ちが強いのが事実。宮田プロデューサーに相談しながら、ボクシングに準じたスタンディングバウトルールでの試合やエキシビション戦出場を模索しているという。対戦相手探しが難しそうだが、ぱんちゃんは「誰でもやってくれたらうれしい」と広く募集する方針だ。
宮田プロデューサーはKNOCK OUTで基本的にボクシングに準じたスタンディングバウトルールのファイトは組まないとしつつも「あるとしたら代々木大会。超(スーパー)KNOCK OUTなので」と説明。来年3月5日の東京・代々木第2体育館大会でボクシングに準じたルールでのぱんちゃんの試合をセットする可能性を否定しなかった。ぱんちゃんは「1月にボクシング(に準じた)ルール、3月にキックボクシングで復帰するのが理想。3月にキックで出るのはあきらめていないです。ダメならボクシング(に準じたルール)でしか試合できないですが。来年は華のある姿を見せたい」と最後まで前向きだった。
一方で、フリーの立場になってボクシングジムで打撃練習をしていることで「ボクシング転向」と言われることについて、ぱんちゃんは強く否定。さらにゲスト解説を務めた朝倉未来らがプロデュースする1分1回の格闘技興行「BreakingDown」出場といううわさについても「私はケンカでは戦わないので」とキッパリ否定していた。

