プロレスリング・ノアのGHCヘビー級王者清宮海斗(26)が新時代の幕開けを予告した。

27日、都内で行われた有明大会(30日、東京・有明アリーナ)同級選手権試合の調印式に出席。初の防衛戦の相手となる挑戦者藤田和之(52)の「奇行」にも冷静に対応し「俺たちのノアを作っていく」と野獣超えを宣言した。

9月の愛知大会で2年9カ月ぶりにノアの頂点に返り咲いた男は、この日も前だけを見据えていた。「前哨戦で完敗して、藤田和之の強さ、恐ろしさというのをすごく感じて、王者として本当に悔しい。でも、感じられたというのは次につながると思っているので、悔しいけど、この気持ちを有明に持っていく」。前哨戦で直接3カウントを奪われるなど苦杯をなめても、それを糧にする気概だ。

新時代の旗手になる。ノアは来春での引退を表明している武藤を筆頭に、藤田、船木ら、レジェンドレスラーの活躍が目立っている。「ここで藤田を倒さなかったらノアは変わっていかないと思う。新しい力で作っていきたい。いや、作っていきます。俺たちのノアを作っていきます。俺を見に来てください」と、力を込めた。

会見後のフェースオフ(にらみ合い)では、藤田から突如、マーキングのように抱きつかれた。さらに、栄養ドリンクを目の前で飲むなど、挑発を繰り替えされた。しかし、そんな「奇行」にも、清宮は全く動じず。不動心で戦う覚悟を示していた。