ノアの征矢学(38)が、かつてのタッグパートーナーSANADA(34)を粉砕した。新日本の人気ユニット「ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(LIJ)」とノアの反骨集団「金剛」のシングル5番勝負の中堅戦で激突。13分57秒、弾道(ラリアット)でマットに沈めた。

試合は、序盤から火花が出るような肉弾戦に発展した。エルボーの打ち合いでは後れを取った征矢だったが、ぶっこ抜きブレーンバスターで逆襲。最後はラリアット合戦で上回り、得意の弾道で刈り取った。

SANADAとは全日本時代の10~11年にタッグチーム「es」として活動し、アジアタッグ王座を2度獲得。解散後も、同世代のライバルとして磨きあった。IWGP・USヘビー級王座を獲得するなどLIJのメンバーとして新日本で活躍するSANADAには、知名度では水をあけられた感は否めない。だが、1年ぶりの対抗戦のリングで、負けていないことを証明してみせた。

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