ヤングライオンの大岩陵平(24)が、マイキー・ニコルスらのユニット「TMDK」に加入した同期の藤田晃生(20)にメラメラと闘志を燃やした。

この日の第5試合、後藤洋央紀、石井智宏、YOSHI-HASHIと組んだ大岩は、8人タッグマッチでヘイスト、ニコルス、セイバーJr、藤田組と対戦。試合は12分56秒、大岩がニコルスにスライディングラリアットを決められて敗戦したが、藤田に強烈なドロップキックを見舞うなど意地はみせた。

1月5日の東京・大田区総合体育館大会で、21年8月に同時デビューした同期の藤田が、TMDKへ電撃加入。初代NJPW・WORLD認定TV王者のセイバーJrから「ヤングライオンの中から藤田が一番好き」とメンバーに直接指名されていた。

同期としては、悔しい思いがあったはず。それでも大岩はこの日、「ザックからしたらあいつを選んだのかもしれない。だけど俺は俺のやり方で新日本プロレスのトップまで駆け上がってやる」と宣言。自力で道を切り開いていく決意を示した。