プロレス界のスーパースター武藤敬司(60)のラストマッチ(21日、東京ドーム)の相手に指名された新日本プロレスの内藤哲也(40)が20日、都内で武藤引退興行の第3弾記者会見に出席した。

大舞台を翌日に控え「俺をプロレスに熱中させてくれた選手の引退試合で、少し寂しい思いもありますが、プロレスの先頭を走る選手と、プロレスを引退する選手との戦いで、完封勝利、これが理想だと思うし、これを見せつけることこそ、おれをプロレスに熱中させてくれた武藤選手への最高の恩返しだと思う」とかみしめるように、思いを口にした。

続けて、内藤は「遠慮なく完封勝利を狙ってリングに上がりたい。武藤選手の望み通り、リング上で白く灰になってもらいますよ。きっと、明日は俺によって、忘れることのできない1日になるでしょう」と言い、勝利宣言した。