プロボクシング元IBF世界スーパーバンタム級王者岩佐亮佑(33=セレス)が海外マッチでフェザー級転向2戦目に臨む。

15日、韓国・仁川パラダイスシティでアマ全米王者のジャフェスリー・ラミド(23=米国)とのフェザー級8回戦を控える。14日には同地で前日計量に臨み、リミット(57・1キロ)でパス。ラミドは400グラム少ない56・7キロでクリアした。計量を終えた岩佐は「相手は筋肉量はあるけれど線は細いなと思った。僕のことは乗り越えさせない。明日は試合を楽しめそう」とリラックスしていた。

またメインイベントでは、東洋太平洋ミドル級王者竹迫司登(31=ワールドスポーツ)がWBOインターナショナル(日本未公認)同級王者メイリン・ヌルスルタン(29=カザフスタン)に挑戦する。前日計量では両者ともにリミット(72・5キロ)より300グラム少ない72・2キロでパス。ヌルスルタンはWBC、WBOで4位、IBFで7位という世界ランカーで、勝てば世界挑戦への道が開ける。

竹迫は「ベストコンディションは毎回更新している。アジアのベルトを取ったから世界ランキングに入ったけれど、世界4位に勝てば自分の実力を証明できる。勝てば世界。勝ちます」と力強かった。