プロボクシング前4団体バンタム級統一王者で現WBC、WBO世界スーパーバンタム級1位の井上尚弥(30=大橋)が3階級上のWBA世界ライト級正規王者ジャーボンテイ・デービス(28=米国)との夢カード実現!? 所属ジムの大橋秀行会長(58)が、渡嘉敷勝男氏(62=渡嘉敷ジム会長)、竹原慎二氏(51=竹原慎二&畑山隆則ジム会長)、畑山隆則氏(47=竹原慎二&畑山隆則ジムGM)の元世界王者3人による「ぶっちゃけチャンネル」で「大橋会長と呑みトーク最終章」に登場した。

畑山氏から「井上チャンピオンはスーパーバンタム級で(階級を上げずに)ストップするのですか?」との質問を受けた大橋会長は「俺が(井上に)言っているのはフェザー級を終えて、(ライト級に)デービスという選手がいるでしょ。(2人の)身長が同じぐらい(デービスが166センチ、井上は165センチ)だし、最後は米国でPPVをやったらどうかと本人に話している。面白いんじゃないかな」と真剣な表情で話した。

試合ウエートに関してはライト級にこだわっておらず、同会長は「契約ウエートでの対戦で、タイトル戦でもなくていい」と熱弁。7月25日、東京・有明アリーナで井上が挑むWBC、WBO世界同級王者スティーブン・フルトン(28=米国)戦もデービス側から視察したいとの連絡が入っていたという。しかし先日、デービスが20年11月に起こしたひき逃げ事件で自宅謹慎期間を無視し、裁判官の許可なく引っ越したことなどで、刑務所で過ごすよう判決修正されたため、来日不可能になったことも明かしていた。