29日(日本時間30日)、米ネバダ州ラスベガスで開催される4団体統一ウエルター級王座統一戦の最終記者会見が27日(同28日)、同地で行われた。WBAスーパー、WBC、IBF世界同級王者エロール・スペンスJr.(33)、WBO世界同級王者テレンス・クロフォード(35=ともに米国)がそろって壇上に並び立った。両者そろって勝利への自信を示した。

3団体統一王者となるスペンスJr.は「俺の方が優れた選手なので勝つつもり。身体的にも、精神的にも良い。俺の方が耐久性もある。彼の気持ちも打ち砕いてやる。俺のスキルが上なので分かるだろう」と自信満々。クロフォード(Crawford)とザリガニ(crawfish)をかけて「ザリガニをゆでる予定なので、ホットソースを持ってきてくれ」とシャレをきかせて勝利を予告した。

一方、スーパーライト級に続き、世界初となる2階級の4団体統一を狙うクロフォードは「俺が世界最高のファイターであることを証明するつもりだ。俺のすべてがエロールよりも優れている。リング上で俺がやっていることは、彼のやっていることよりもはるかに優れている」と自信を示した。また入場順はコイントスが決定されるという。