極悪同盟のダンプ松本が、スターダムの新星・天咲光由を“血祭り”に上げた。ダンプは極悪同盟のTシャツをプレゼントした刀羅ナツコ&琉悪夏&ZAPと組み、林下詩美&AZM&天咲光由&井上京子と激突。試合開始前から、自由気ままなダンプはリングに入場すると、自身の紹介の最中にいきなりリングアナを竹刀で攻撃した。今度はゴングが鳴る前に奇襲を仕かけ、天咲をロックオン。場外に投げ出すと、放送席にたたきつけ、客席などお構いなしに竹刀でメッタ打ち。

リングに移しても、ダンプの世界は止まらなかった。一斗缶で頭をたたき割ると、ナツコとのコンビプレーでの毒霧で天咲を顔面真っ赤とし、最後はナツコがデスバレーボムで勝利を奪った。試合後のバックステージでは、ナツコが「恐れ多くて、憧れていますって言えなかったけど…。プロレス始めて、続けていて良かったと、本当に、本当に思いました。ありがとうございます」と言えば、琉悪夏も「こんな貴重な機会、本当にプロレスやっていて良かった」と感謝した。

2人の話を聞いていたダンプは「ヒールに憧れるなんて子は誰もいない。普通はキャーキャー言われたい。だけど、それを選んで、向かっていく。今回オファーをもらって、(極悪同盟の)Tシャツあげたら喜んで。本当にうれしい。こういう後輩ができてうれしい」と笑顔を見せたが、まだまだ足りないようだった。「もうねぇ、1回だけじゃなくてね、もっとやりたい。まだ今日は、ちょっとしかやっていない。痛み付けていないじゃん。みんな本当はね、血だるまにしたいの。やりたいよ、ね~お願い、もう1度このメンバーで、もう何回も…。今日もいきたいよ。やりたいっす。お願い」と最後は駄々をこねるような物言いで、極悪同盟の再結成を待ち望んでいた。