新日本プロレスは10日、都内で来年の「1・4東京ドーム大会(WRESTLE KINGDOM 18 in TOKYO DOME)」の第1弾対戦カード発表記者会見を行った。今大会のメインイベントで、IWGP世界ヘビー級第7代王者のJust 5 Guys(J5G)SANADAが、挑戦者のロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン(L・I・J)内藤哲也を迎え撃つことが正式決定した。

SANADAは前日9日の両国国技館大会で、挑戦者・HOUSE OF TORTUREのEVILにシャイニングウィザード連発で同王座の4度目の防衛に成功。内藤は、真夏の最強決定戦「G1クライマックス」で6年ぶり3度目の優勝を果たし、その後にG1公式戦で敗れたジェフ・コブとIWGP世界ヘビー級選手権試合への権利書をかけた試合にも勝利し、この舞台にたどり着いた。

SANADAは「プロレス界NO・1のイベントに出られるチャンスなんで、誰も立てるところではない。ワクワクしております。近年の新日本プロレスは棚橋、オカダ、内藤…。ありきたりのメンバー、ここはSANADAが勝って、ありきたりをぶっ壊したい」と意気込みを口にした。

内藤は「(SANADAは)ここまで4回ですか? 防衛?して、タイトルマットで結果を出しているという点で素晴らしいチャンピオンなのかもしれない。でも存在感に関しては、あまり上がっていないような気がします。じゃあ、毎日新日本を追いかけているお客さまは別として、そうでないお客さまに誰だと思いますか? って聞いた時にパっと、名前が出てこないような。今のSANADAには荷が重いと思います」と切り捨てた。