プロボクシング史上2人目となる2階級での4団体統一に成功したWBAスーパー、WBC、IBF、WBO世界スーパーバンタム級王者井上尚弥(30=大橋)に向け、契約を結ぶ米プロモート大手トップランク社のボブ・アラムCEO(92)が祝福した。試合後、自身のX(旧ツイッター)を更新し「井上尚弥はスペシャルなファイターであり、私はプロモーションする特権に恵まれた最高のファイターの1人だ。新しい誰もが認めるジュニアフェザー級(スーパーバンタム級)チャンピオン、おめでとう」とつづった。またポストにはリング上で井上を祝福する自身の写真を添えていた。

アラム氏は24日に横浜市内のホテルで行われた井上-タパレス戦の試合前会見にも出席。井上に対して実力と実績が“歴代レジェンド”に匹敵すると太鼓判を押し「アリ、レナード、ハグラー、パッキャオらの試合をプロモートしてきたが、今や井上は彼らに劣らぬ、歴史的なスーパースターと名を連ねる選手」と絶賛していた。